園芸福祉講座 小千谷市で開催!

 
昨日園芸福祉【花や野菜を育てて皆で幸せになろう!】の普及講座が小千谷市で開催されました。主催は小千谷市、共催として我々の仲間『園芸福祉にいがた:5月19日設立予定』が県内各地から11名駆けつけて総勢50名ほどの講座となりました。
 午前中は座学、「園芸福祉とは」そして2件の事例発表、午後からは実習で『お雛飾り』の作製。参加者皆仲良くなり別れを惜しみながら「さよううなら」。
 小千谷市ではこの4月に山本山に立派な市民農園が開園します。それに先立ち小千谷市は、都市と農村の共生ということで『農都共生推進室』という新しい担当を設置されました。小千谷市民はじめ地元の方々が市民農園を舞台に、農業・園芸に親しみ、健康になり、そして新たなコミュニティづくりに寄与され場となることを期待しています。
 この講座を司会しながら強く感じたことは『地方、新潟に住む我々は、東京に住む人たちにはない沢山の宝を持っている!ということを園芸福祉を通して自覚すること。そしてそれを売り物にし都市との交流を通して、自らの生活を成り立たせる産業までに発展できないか?園芸福祉活動を通じて正に具体化して行けるものと確信しました。』
 デズニーランドも六本木ヒルズも田舎人の憧れですが、しかしながら、雪を湛えた越後三山、その前に横たわる大河信濃川、素晴らしい風景をバックに土と触れ、花を作り、野菜を作り、そして美味いものを食する。このような我々地方人にっとって日常当たり前のことは、都会人にとっては、正に羨望するライフスタイルのようです。
 人工的に作られた文明造形物よりも、自然と歴史によって形成された文化景観は、後世まで引き継がれ生き続けます。農業:アグリ+カルチャー 耕す文化を大切にしましょう!