都市公園について:新潟県立スポーツ公園

hiroshikaro2007-09-25

 ビッグスワンに隣接し鳥屋野潟の湖畔にある新潟県立スポーツ公園は子どもや家族連れにとっては素晴らしい公園です。一面芝生に覆われており、軽スポーツをするのも良し、日向ぼっこするのも良し、そしてピクニックするのも良し、また鳥屋野潟の湖畔ということもあり、水辺や小川も整備されており、子ども達の水遊びや小石投げなど絶好の遊び場です。

 また、木造のジャングルジムやぶら下がりロープウエーなどあり、10年前に住んでいたドイツボンのライン川河畔のラインナウエ公園に大変造りが似ていたのでドイツでの生活を思い出しました。
 ドイツでは、4年に1度、連邦(全国)ブンデスガルテンショー(園芸ショー)を持ち回りでやっています。このボン市にあるラインナウエ公園は、そのガルテンショーが1972年に開催され、メイン会場として造成整備され、その後、都市公園として維持管理されています。当時、日本人協会や在独日本企業等の寄付で作られた日本庭園が今でも人気スポットとして市民に愛されています。
 昨年長岡と姉妹都市になったドイツのトリア市にも3年前のランデスガルテンショーで長岡市長岡市民の寄贈した日本庭園が大切にされております。
 ドイツやオランダでは園芸ショーや花の万博を開催した後は、その会場敷地は新都市建設用地に変わり、公園を中心とした街づくりが行われます。実に当市価値の高い街づくりであると思います。

 話がヨーロッパに飛んでしまいましたが、日本もそして長岡も公園を中心とした街づくりという手法も今後真似てみてはいかがかと思います。身近にあって気軽に行ける観光目当てではない、そこに住む市民のための公園整備の必要性を感じると同時に、今後は、住民参加の管理運営についても充分考える事が必要と思います。