民生委員推薦会

 先日長岡市民生委員推薦会が開催され民生委員432名、主任児童委員55名の方々の書類を審査し新潟県への推薦を決定しました。
 定数はそれぞれ民生委員 478名、主任児童委員 60名ですので、定数との差は、46名、5名で10月4日に再度、推薦会を開催し、追加の委員を決定するとのことでしたが、追加を含めても20名位の欠員が出るのではないか?との事務局の話でした。
 先にも書いたとおり、民生委員、児童主任委員の方々の職務、活動は多岐多様に亘り、そして守秘義務社会福祉貢献という義務的な役割に加え、民生委員になると、地域の社会福祉協議会の活動、食事サービス、入学式、卒業式などの学校行事、そしてセーフティートロールへの参加など、本来の仕事・役割以上の任務が加わり、余りにもの重責と多忙感で、1期3年、2期6年で辞める方が多く、年を重ねる毎に民生委員のなり手が少なくなることが憂慮されています。
 地域のボランティアの代表として、地域、そして行政として、民生委員の活動内容について考慮する必要があると同時に、待遇、手当の改善についても行政(県、市)は真摯に取り組むべきではないかと思います。
 昨今の地域コミュニティ、そして学校のPTAや後援会活動など、金太郎飴の如く同じ人ばかりが役員を兼ねている所は少なくなく、市議会議員として色々な会合に参加させて貰っても、毎回同じ参加者といったことが珍しくありません。
 一生懸命で真面目でそして、気が弱く、人の良い 人物に厄介な役が押しつけられるような社会となってしまったことを憂わずにはおられません。もっと皆で協力し、それぞれの力を少しずつ出し合って、地域コミュニティ、学校コミュニティを醸成するような「雰囲気、環境作りを!」市議会議員として訴えて行かなければならないと思います。