暑さとつきあう

 立秋を過ぎ秋になったかな?と思いきや!34度前後の真夏日が連日続き、外での作業は難渋を極めます。ズボンは汗でびしょ濡れ、その濡れた滴は長靴の中に溜まり歩くと「グチョグチョ」という音を立てます。土は乾ききっているのに長靴の中は正に洪水、正に逆転のおかしな現象です。
 熱中症にならないよう外での作業の際は必ず「カロウドリンク」1.5Lを持っていきます。カロウドリンクは1L用の粉末ポカリスエットに8gの伯方の塩を入れて1.2Lの水、残りは氷を入れて作ります。
 水筒をアルミ製の袋に入れて持って行きますが、2時間もしない内に氷は融けてしまいます。それを30分おき位に飲みますが、暑い日は午前中に無くなってしまいますので、その後は水道水や麦茶をガブガブ飲んで凌ぎます。
 一昨日15日は異常に暑く、風もなかったので通常は4時頃まで作業するのですが、3時過ぎにはもうくたくた!連日の過労も祟ってか、家に帰るなりバタンキュー!
 久しぶりにエアコンをつけ横になっていると、右足から痙攣が始まり、連鎖的に今度は左足に、日頃強さを誇っている私が痛みをこらえてるのを見て子どもたちは大笑い!痛みをこらえながら「カロウドリンク」を作り1L程飲むと、すっかり痙攣は治まり一安心。夜また痙攣の発作か出るのではないかと案じましたが、幸いかな朝までぐっす眠ることが出来ました。
 大学3年の夏、柔道場で大汗をかいた練習後に発症した熱中症、2時間余りも痙攣が続き、それまでのことが走馬灯の如く頭を駆け巡ったあの日、柔道部の後輩と保健室の保健婦さん達に世話になりったことをこの時季いつも思い出していますが、昨年からカロウドリンク:ポカリスエットのお陰で、痙攣と云う恐怖から解放され、良い時代になったと本当に感謝しています。
 いずれにしても余り頑張り過ぎず「暑さと闘うとか、暑さに打ち勝つなどという気持ち」から「暑さと上手く付き合う自然態の気持ち」を持って生きて行くのが、これからの余生を生きる私の人生訓ではないかと思います。