ポルタ・ニグラ学校との意見交換会

 18日にドイツの姉妹都市トリア市から来岡したポルタ・ニグラ(黒い門)学校の関係者と長岡市の教育関係者及び特定非営利活動法人UNEの関係者総勢30人程で「ドイツの障害者教育制度」について意見交換会を行いました。
 ポルタ・ニグラ学校は、長岡で云う総合支援学校で運営母体は『生活支援トリア』という社会福祉法人が運営している学校で、小・中・高12年間の一貫教育を実施している学校です。
 3年毎に初等科(6歳から8歳)、中等科(9歳から12歳)、高等科(13歳から15歳)、そして職業科(15歳〜18歳)に分かれており、現在80名の児童・生徒が学んでいるとのこと。
 ユネスコ世界文化遺産に登録されているローマの遺跡「ポルタ・ニグラ:黒い門」から200m程の所に位置していることから学校名を命名したとのこと。
 日本の様に養護学校や総合支援学校の冠名がついていないのは何故か?との問いに、ユニバーサルな思考から敢えてそのような冠は付けないとの親たちの考えからとのことでした。
 ユニバーサル、そしてインディビディアル(個)を大切にした学校で、時間割もクラスの事業内容によってフレキシブルになっており、給食時間等も全校一斉ではなくそれぞれのクラス毎で設定できるとのことでした。