栃尾の谷
栃尾の町はいくつもの谷で形成されています。
挨拶回りで西谷、東谷、葎谷(むぐら)や山葵谷の集落へ行って来ました。
川に沿って形成されている集落。川の脇には国道、県道、市道が沿って走っており、川と反対側には崖が控えており、2年前の水害や地震で大きな被害を受けました。道路は寸断され孤立された集落も幾つもありました。谷と谷とをつなぐ道路がないため川の脇の道路が寸断されればたちまちライフラインは閉ざされてしまいます。
谷と谷との連絡道路も過疎化の状況では整備される術もなく、そのような状況でますます過疎化に拍車がかかっているようで、長年住み慣れた村を後に平場(ひらば)に移り住む人たちも多く、それまで耕作されてきた田畑は荒れ、川は荒れ仕舞いには災害に脆い地形となってします。
日本の中山間地域の過疎化は予想以上に進んでいると実感させられました。どうにかしなければ平場も危ないと思いました。
そのような中、私の先輩はそこに小屋を建て3日に一度は通い、田舎暮らし、山村暮らしを楽しんでいます。
羨ましいな〜と感じました。
選挙が終わったら是非おじゃまさせてもらい、ゆっくりとした時間を感じたいと思っています。