オビリー室内楽演奏会

 今晩はリリックホールで開催された「アンサンブルオビリー室内楽演奏」を家族で聴いてきました。オビリーとはチェコ語で”麦”という意味の単語で、若い芽が青々と、たくましく育っていく・・・そんな願いが込められているメンバーの演奏会とのことです。長岡をはじめ県内各地で活躍されているバイオリン、ウ”ィオラ、そしてチェロを演奏家5人によるアンサンブルでした。1時間半余りの演奏、大変素晴らしく感動的でした。また、演奏を聴きながら色んなことを思い出し、考えさせられました。
 初めに思い出したことは!
 昨年4月にドイツバンベルク音楽学校のオーケストラが来岡し、指揮者で校長であるマーチンさんが我が家に5日間ホームステイーした時にも質問したことですが?

  1. 毎日何時間も練習しているのに、何故楽譜を見なければ演奏できないのか?そらで演奏するのがプロではないか?
  2. 演奏前に音合わせをするが、何故事前に楽屋で出来ないのか?おかしな音が出てみっともないと思うが?
  3. 一曲終わる毎に退席するのは何故か?戻って何かするのか?
  4. 終わった時も一度退席し拍手の求めで一度、二度と出てきて演奏するのは何故か?
  5. 主になる演奏曲目は分からない曲が多く聴いてる人もつまらないと思う人も少なくないと思う。何故アンコールは皆がよく知っている曲を奏でるのか?出来れば初めから分かる曲を演奏した方が聴衆は喜ぶのではないか?

 何方かこの質問に答えていただける方よろしくお願いします。

 次に考えさせられたことは!

  1. 楽譜は万国共通、昨年ドイツバンベルク音楽学校の子ども達から栖吉中学校で演奏して貰った時、校歌の楽譜を見せ即興で演奏出来たことは、素人の私、そして子ども達にとっても大変驚きでした。楽譜が読めれば皆同じ演奏が出来るのだ万国共通の「交流手段」だと思いました。
  2. 音楽、文化は交流手段『文化が栄えることは平和である証、文化を大切にしない風潮は世の中が乱れている証』と思います。今の日本はどうだろうか?もっと文化を大切にしなければならないと思いました。
  3. 楽譜は世界のスタンダード、キリスト教の聖書のように楽譜があったことで、世界の人々が同じ曲を演奏し18世紀の音楽が普及したのだと思いました。
  4. 今日はモーツアルトやバッハそしてドボルザークの曲が演奏されましたが、一つの頭で良くもまーあ、こんないろいろなコンポーネントが出来るものだと感心しました。
  5. 18世紀に作られた曲が今もなお世界中で演奏されている。モーツアルトを凌ぐ作曲家は何故現れないのか大きな疑問です。
  6. アンコールで演奏された日本の曲も誰かコンポーネントしてくれれば、十分主になるテーマ曲になれるのではないだろうかと思いました。

 また機会があったら是非このような演奏会に行ってみたいと思いました。