市役所の中心市街地への移転問題

 6月長岡市議会の中心テーマは、市役所の中心市街地への移転問題です。2月の臨時議会で本庁舎の厚生会館地区への移転を議決し、新市庁舎の有様について現在、行政(市役所)も議会も検討委員会を立ち上げ協議しています。
本日長岡市議会では総務委員会が開催されました。
 市長から「市民の方々にはまだまだ新市庁舎建設の概要がしっかり伝わっていないため誤解も多いように感じる」との話がありました。
 市民の方々が誤解されているの主な点は、

  1. 新市庁舎の駐車場が有料になる。(市役所に用事があって来られた場合は無料です。)
  2. 厚生会館を潰して市役所を建てる。(厚生会館の代わりに平成の公会堂を建設する。)
  3. 105億円の経費が必要であり全て長岡市の持ち出しとなる。(本庁舎の近隣への分散配置をした場合、まちづくり交付金などの国からの補助金が得られるので、長岡市の持ち出しは35億円程度に抑えられる。)
  4. 現在の幸町にある本庁舎は壊される。(幸町の本庁舎は教育委員会関係の部署が入る計画)

 市民に対しての説明をもっとしっかりし、誤解を解くと同時に市民からも色々な意見を聞かなければならないとの答弁でした。
 折角建てる、そして今後50年位は利用する市庁舎ですので、市民にとっても、市役所職員にとっても、そして議員にとっても、良い市庁舎となるよう十分話し合って進めていく必要があると思います。