とちおワークス知的障害者通所授産施設

出荷残のマリーゴールド

 とちおワークス授産施設を訪問してきました。施設長の小林さんとは、去る5月26日、27日に千秋ヶ原ふるさとの森で開催された「長岡市花いっぱいフェアー」で花苗を売っておられた時に私から声掛けをさせていただいたのがご縁で本日の施設訪問となりました。
 33名の利用者の方々で、花苗や野菜作り、エアコン部品加工、自動車用ワイヤーハーネスや配管支持金具組み立てなどの作業をされおられるとのことでした。

 皆さん一生懸命頑張っておられるのに売り上げ、収入が低いのに驚くと同時に、何かもっと良い方法、作業はないものかと思案させられました。
 毎年8万〜9万の花苗ポットを生産しており、主な花としては、サルビアマリーゴールド、ベゴニア、インパチェンスニチニチソウ、松葉ボタン等でトマトやサツマイモ等の野菜も作付けされていました。
 園芸部門での売り上げの方が、工場の下請け部門より多く、また障害を持たれた利用者(平均年齢45歳)の方々にとっては、園芸作業の方がやり甲斐を感じているとのことなので、これからは園芸部門の増産に力を入れたいとことでした。
 
園芸生産での問題点としては、

  • 年間を通しての作業が難しい
  • 販路の開拓が難しい
  • 技術の指導、向上が難しい

等があるためなかなか思うようにできないとのことでした。
 私たちが今推進している園芸福祉の活動を通じて何か一緒にやれることがあればと1時間程意見交換をしました。
 私たち園芸福祉の仲間が参加することで新たなる展開が出来たらと思いながら帰途につきました。