長岡東西道路信濃川橋梁の起工式

鍬入れ式

 元仮称 長岡ニュータウンブリッジの起工記念式典が信濃川右岸 大宮地内で、今回の参議院選で議員になられた佐藤信秋(元国土交通省 事務次官)氏、衆議院議員長島忠美氏そして参議院議員の森ゆう子氏初め地元選出県議会議員6名そして我々市議会議議員等の地元政治家、町内会代表等総勢90名が出席し執り行われました。

 10月10日 昔は体育の日でオリンピック開会式が行われる秋で一番晴れる日と言われただけあって晴天に恵まれての起工式となりました。
 橋梁部分の1.3kmのみが、昨年7月7日の告示で国の直轄権限代行区間に指定され国が工事を行うので、市長はじめ祝辞を述べられた方々は皆「平成23年の完成を目指して」が合い言葉となりました。
 総工費100億円相当の大工事、架橋で東西の長岡の行き来が活発になることが期待されています。
 しかし、この東西道路周辺では、いくかの区画整理事業が計画されており、相当広い面積の美田 田圃の埋め立てが行われる計画があります。
 少子化の昨今、これから計画される区画整理事業が果たして時流に合っているのか?そこに住む人たちは山から下りてくる人たち。人に見捨てられた山は荒れ、そして川が荒れ、都市内水害が頻発する???というように、全てが関係し連鎖しています。
 農業が低迷する中「農地の有効活用」「農地の転用」を計画するのも分かります。結局農林業という産業がきちんと行わなくなってしまえば、人口は大都市、平場に集中し山が荒れ、川がーーーになってしまいます。
 日本農林業、地域農林業へ積極的な支援が必要であると考えさせられた、昔の体育の日でもありました。