川口町の懸命さ!

hiroshikaro2007-11-05

 昨日所用で北魚沼市へ行く途中、川口町にある「道の駅」に立ち寄ってきました。
 国道17号線を走っていたら、川口温泉とは逆側に多くの人だかりがあり、勢い磁石に吸い付けられるように車を止めました。
 「道の駅」の前では、地域の元気の良いお母さん達がテントの中で、1杯100円の大根煮や豚汁の販売、漬け物やキムチなどの即売をしていました。
 「道の駅」には近隣の農家の方々が持ち寄った新鮮な野菜を中心とした農産物が一般スーパーより2〜3割くらい安い価格で販売されていましたので、レジ待ちが10分位ありましたが、待っている間にまた目に付く物を買い物かごに入れて、ついつい買ってしまいました。

 地域の方々が中心になって運営されている感じの「道の駅」、イベントという感じで、皆が本気になればこれだけ人が集められるのだと感心しました。
 川口町は、私が住んでいる長岡市栖吉地区に比べると人口は8割ほどの5千数百人しかありませんが、この「道の駅」での活気は、長岡市の中心街の歩行者天国の活気を凌ぐような勢いが感じられました。まさに「天晴れ!」という感じでした。
 自らの街を愛し、潰してはならないという住民の方々の気持ち、そしてやる気になれば何でも出来る!
 大きい物の寄り添い、長い物に巻かれるのではなく、自らの個性を発揮しがんばることも大切である感じさせられた光景でした。

 川口町は中越地震震源地、その分被害も大きく財政も大変な状況で、1年程前から長岡市と合併したいという意思表示がありましたが、小千谷市を飛び越えての合併ということで、長岡市民にとっては一寸理解しがたい行動でしたので、合併への行動は今ひとつ具体化していませんが、「何時かは小千谷市と一緒に長岡へ来たい!」とのラブコール、その為、借金財政をどうにかしなければと懸命の努力されている様子です。毎月我々長岡市議会議員に届く広報「かわぐち」と「かわぐち議会だより」がを読むと、その懸命さが伝わってきます。
 川口がんばれ!