越路のスマートインター

 本日11時半から厚生会館で約2000名の議会、財界、企業、民間団体、行政などの関係者が集まり恒例の新年賀詞交換会が行われた。
長岡市長の年頭のあいさつで、冒頭「これまで国にお願いしてきた越路付近にスマートインターチェンジを設置する経費が来年度予算に正式に計上され、この秋に供用開始が予定される」との朗報があった。
 これまで、高速道路を使って魚沼や関東方面、東京へ行く時は、わざわざ小千谷インターや川口インターまで行かなければならなかったのが、越路で乗り降りできるということになるとかなると川東地区に住む者にとっては大変便利になる。
 山古志はじめ蓬平温泉へはインターを降りて直行できるようになるので、山古志、太田の復興に大きく資することが期待される。
 また、出来れば長岡発 東京行きの高速バスなども実現されたらとも大いに期待したい。
 昨今の不景気で新幹線は高くて乗れないという人も少なくないと思う。もし長岡駅に高速バスが乗り入れ、新幹線の片道分8,000円で往復できるようになれば経済的にも非常にありがたい。
また、首都圏内の外環道路が完成すれば、どこかのサービスエリアかインターチェンジ等で東海へ行くようなバスに乗り換えが出来れば、混雑する東京を通らないで、関越自動車道→外環道→東名自動車道を利用して静岡や名古屋や方面へもバスを乗り継いで行けるような時代が来ればと思う。
 これまで高速バスは、格安な移動手段として1区間のみの乗車が主であったと思うが、一人や少人数で自家用車を運転して遠出するのではなく、道路網が整備されれば、旅行やレジャーに高速バスが利用出来るようになり、高速バスを乗り継ぎで旅行が出来たら楽しいのではないかと思う。昔、アメリカのグレハンというバスネットを利用して旅行したことがあるが、より公共交通機関が上手く繋がれば、自動車も少なくなり環境負荷も抑えられるのではないかと思う。
 このように、これまであるインフラに一寸手を加えることで、市民が便利になり、夢ふくらむ事業は大いにやって欲しいことである。