発展する名古屋?

JR名古屋駅

 名古屋駅前は正に建設ラッシュ!駅ビルは高いツインのビルが建ち、そのビルが一つの町のような機能をもっているのに驚かされます。多くの人たちが行き交い、地方の不況風は何処吹く風かと思わせる位、道行く人にポケットティッシュを配る人が沢山で、JR,名鉄そして近鉄名古屋駅前を歩くだけで、女性であれば10個近くのティッシュが貰えるくらいの賑やかさでした。とにかく休日の夜とあって若者が多く活気に満ちていたのには驚きました。
 6時にJR駅前で友人と待ち合わせをしていたのですが、茶髪の若い男性が警察に呼び止められ身体検査をされているのにも驚きました。多分麻薬か?シンナーをしている青年なのか?訳の分からない対応をしており、最初は随分元気が良かったのですが、次第に息消沈してしまいおとなしくなり、警察に言われるままになりました。

 また、駅裏の暗がり、そしてガード下は自転車バイクが放置されており、ごみも投げっぱなしの状態で、何か都会の裏側を見たような気がしました。
 数年前の愛知博の頃から「トヨタの城下町名古屋の一人勝ち」といわれおり、他の大都市とは違った独特の活気を感じましたが、何か薄っぺらな表面だけの活気のような気がしてなりません。
 それは、この名古屋景気が一部の勝ち組の人たちによって支えられているからではないかと思います。大衆、一般市民が皆豊かになった昭和、そしてバブル前の活気とはどこか違うような感じがしました。