園芸福祉ボランテイア活動を考える

亀井名張市長

 昨日、三重県名張市武道館で「園芸福祉」の事例発表会と後援会が行われ、小生も講師として1時間「園芸福祉にいがた」の取り組みについて話してきました。
 午前中の事例発表会は、亀井名張市長も参加されての発表、意見交換会で、名張市が「園芸福祉」を活用して市営運営を図るという意気込みが良く理解できました。
 市長は、「園芸福祉活動」を通じて、団塊の世代の方々のパワーを活用しまちづくりをすること。同時に園芸福祉がそれらの方々の「たまり場」となりうること、そして介護予防、病気予防なるのだ!
 金がない行政はこれからどうするのか?市民の力、地域の力で地域運営をしなければ行政がもたない!という危機感からも積極的に取り組んでいかなければならないと力説されておりました。

 発表された3つの事例はどれも、素晴らしい市民活動、地域活動で、共通して言えることは「参加している、関わっている人が楽しくなくてはならない」「やりたい人がやる」「無理しない」「企画力」などが大切なポイントのようです。
ひとつの発表で、まちづくりの地域づくりの支援金で、温室ハウスを建設され、ポット苗の育苗をされているじれいがありましたが、風雪に左右されずいつでも活動できる意味では非常に素晴らしい方法であると思いました。
 午後からは小生の発表と日本園芸福祉普及協会専務理事の近藤龍良さんの「園芸福祉と健康の駅」の2つの講演がありました。名張市民の方々の熱心さに感動しました。