冬の天気予報について

hiroshikaro2008-02-14

 最近NHKテレビは天気予報ばかりやっているような気がする。
全国の天気から始まり、関東甲信越地方の天気、そして新潟県内の天気と朝は30分に1回、5分も時間を割いて天気予報をしている。度重なる天気予報よりも、ニュースに重点を置いて欲しいと思うのだが、天気予報の繰り返しは経費節減対策なのか?と思うほどである。
 確かに天気予報は生活する上で大切なものであるが、例えば、同じ中越地方でも柏崎と湯沢では積雪に関していえば雲泥の差で、本日長岡国道工事事務所のホームページによると積雪量は、柏崎:0センチ、長岡:34センチ、そして湯沢は114センチとなっている。
新潟県中越地方の今日の天気は「雪」と言われても、柏崎と湯沢では雪の降り方が全く違うのだから、もっと正確かつ地元に密着した内容にして欲しいと思う。
特に積雪量については屋根の雪下ろしの目安にもなるので、ポイント毎の量や、降雪量も山沿い、平野部の分け方で余りにも大雑把な感じであるので、もっと地域密着型の情報を提供してくれたらと思う。
 先日三重県へ行った時、新潟から名古屋まで飛行機で行った。
 長岡は積雪20センチくらいの時、新潟空港は積雪0センチであった。しかし、名古屋空港は積雪7センチで、通常雪のある雪のない新潟から、通常雪のない雪のある名古屋へ行ったことになり正に逆転現象であった。
講演で聞いてみたが、三重県の人は殆ど新潟県全て雪が降ると思っているみたいである。先週末の関西・東海地方の降雪で、多くの人たちが大きな影響を受けたが、何れにしても「雪」に対しては未だプラスというよりもマイナスイメージが大きいような気がする。
雪の降り積もるところは仕方ないが、新潟や柏崎のような海岸部で殆ど積雪がない所は『雪の積もらない新潟』という正確な情報を、画像を使って発信することが、雪国の暗いイメージから脱却することになると思う。
また、三重の友人に「奥さんと一緒に長岡へ遊びに来てね!」と言ったら、「女房は地震がありそうで怖いから行けない!」と言ったそうである。人間の先入観、悪いイメージの払拭は出来るだけ早めに対応した方が良さそうである。
今後、是非、特に冬の新潟県内の天気予報のあり方を検討して貰いたいと思うが?