栖吉地区青少年育成会連絡協議会 常任幹事会

hiroshikaro2008-03-18

 今年度最後の常任幹事会が去る日曜日の夜に開催されました。
 栖吉地区青少年育成会連絡協議会は、子ども会の運営を担っている親の会:育成会の連絡・意見交換及び単位子ども会では出来ないような行事を実施する団体です。
 今回は、35名の参加者があり、新年度の行事である夏休みのキャンプと秋の地区運動会のことについて協議しました。それに参加しての小生の感想を取りまとめました。
現在、単位子ども会が抱える問題点は以下のような点が挙げられます。
1. この子ども会・育成会も役員のなり手が少なくなり、同じ人ばかりが役を引き受けなければならない。
2. 子どもの数が少なくなり行事をやっても参加者が少ない。
3. 子どもが塾や習い事など忙しくなり行事をやっても参加者が少ない。
4. 中学生の参加が少ない。行事よりも部活などが優先されるため、地区行事の実施の際は出来るだけ調整して欲しい。
5. 夏休みは行事が多く、加えて家族での行事もあるので、夏休みの行事実施は食傷ぎみとなっている。
6. 学校2学期制移行に伴い、夏休みが短くなり行事が輻輳している。当然週末に集中し、村祭りや、長岡祭り、お盆などとの調整が難しい。
7. 父親の参加が少ない。
8. 町内会との調整が難しい。町内会から補助金をもらっているが、町内行事の参加も義務化されており、その行事の実施に際してはなかなか意見が言えず、内容の改善もなされないままいやいや参加している。
挙げれば切がないようです。

では、今我々育成者、大人が良く考えなければいけないのは
1. 子ども会の主人公は誰なのか?
2. 子どものやりたいことよりも、親がやりやすい行事になってはいないか?
3. 大人が決めその枠の中で子どもにやらせた方が楽なので、子どもが主体になってやらせないようにはしていないか?
4. 新しいものを企画実行するのに躊躇し過ぎていないか?
5. 役員をやりたくないとの理由で、子どもの参加や父親の参加を制限してはいないか?
以上はこれまで小生が育成会の役員を10年間務め、知らず知らずの内に自己満足に浸ってやってきたことです。
 これらの点から、今ある事業、行事、これから実施したい計画を再検討する必要があるように感じます。
先にも書きましたが、今は、親や大人が子どもにとって何が良いのかを勝手に決め、それを子どもに押し付けてしまっているように思われます。
安全安心に活動できる環境を与えるのが大人の務めであり、その環境の中で自由に創意工夫して遊び、学ぶのが子どもの役割であると思います。
 親は、大人は口を出さず、目で子どもたちの安全を見守ることが肝要かと思います。