エープリルフール

hiroshikaro2008-04-01

 今日は正にエープリルルフール、ガソリンが25円値下がりしたとのことで、中央のテレビ局が報道する首都圏のスタンドでは、値下げを断行したスタンドは長蛇の列、在庫をたくさん抱えたスタンドは値下げしなかったので閑古鳥が鳴いていたとのこと。
 ひと月後は逆にまたまた奇妙な現象が生じるのではないかと心配するが、正にこの4月は通常では考えられない様々な事象が現実化する「嘘の月:エープリルフール」となりそうである。
 昨年の参議院議員選挙の頃、いや一昨年の安部総理就任の頃からおかしなことが起き始めている?「年金問題」「暫定税率問題」この2つは今始まった問題ではない、多くの民主党の面々が自民党に居た時からの問題の筈であるが、いかにも安部総理、福田総理の責任であるかのように民主党をはじめとする野党は、その責任を与党それも総理や一部の大臣のみに追求している。
 自らは下野して、自民党を離れたからといって、以前、自らも関わっていた問題を与党だけの責任としているところは、人の道に反することではないかと思う。逆にそのことを選挙の具にしてしまっていることは、政治家ではなく政治屋的行動であると思う。
 最近の福田総理を見ていると、自民党政治屋民主党の元自民党の大物政治屋 小沢や菅、鳩山の「人身御供」のように見えてならない。
 ガソリンが税率の関係で安くなることが国民にとってどれれだけ大切なことであるのか?テレビのインタビューで「要らない道路をつくるよりもがガソリンが安い方が良い!」確かにこれは一人の消費者の本音であると思うが、道路を必要としている人、地域はまだまだたくさんある。
 自らの利益、都合をだけを考えて物を言うのは個人であり、その意見を広く聞き大局を定め導くのが政治家であると思うが、今は個人の声=政治屋の声:政治の方向のような感覚である。このような感覚で日本の政治が進められていることに、心ある市民は気付かなければならないと思うが?