見附のグリーンツーリズム

hiroshikaro2008-04-02


 見附にはいろいろな「駅」がある。JR見附駅は当然、全国に先駆けて「まちの駅」の設置に積極的に取り組み、「学びの駅」「ほっと一息花とみどりの駅」そして「水車小屋の駅」などたくさんの駅がある。
 現在、園芸福祉活動の実行委員会を見附で立上げ、たくさんの見附市民の方々から協力を頂き活動普及に努めている。
 先週土曜に園芸福祉の会合を開催、その後の懇親会に見附の外れ栃尾寄りの石地町にある「聴風庵」という田舎レストランでご馳走になった。

 メニューはそば、天ぷら、山菜おこわ、大福等でどのメニューもそこで取れた材料が中心である。
 メインは「ななかまど定食」時価で850円〜1500円と書かれており、その日の調達出来る材料に併せて料理が出されるようである。
 どれの料理も心のこもった新鮮な材料で作られているので美味しい。
 手堀の井戸からくみ出す水温12度の水と水車を動力で引いた「そば粉」を使った「手打ちそば」は絶品であり、天ぷらも旬の野菜や山菜が使ってあり、どちらが主役か分からない。

 そば、天ぷら共に注文してから、食べる直前に料理してくれるので、それも美味さを引き立てていると思う。
 質、量から考えても値段は十分満足である。
 また、雰囲気が非常に良い。田んぼの外れに建つレストランの部屋からは、遠く「守門岳・粟ヶ岳」が一望でき、夏には蛍の飛ぶのも見ることが出来るとのこと。
 また、部屋の中の調度品は主人が手作りしたものが中心、テーブルなどは1枚板で形も不揃いである。
 ご主人も女将さんそして手伝っている人も親しみを持って話し掛けてくれる。

 正に、グリーンツーリズを行っていると感心した。
 土曜の夜は雰囲気に任せ、車で行ったにもかかわらず、ついつい飲んでしまい仲間から送ってもらった。
 翌日車を取りに行き、また、同じ定食を食べ大満足して帰って来た。