園芸福祉市民講座 in 見附

久住見附市長挨拶

 昨日午後、見附市の中心にある「ふぁみりあ」と云う施設を会場に「園芸福祉市民講座 in 見附」が開催されました。
 先月初め見附市市民をメンバーに実行委員会を立ち上げ、園芸福祉にいがたとの共催で60名程の参加者がありました。
 当初天気が心配され、午後雨と予報でしたが実行委員初め関係者の日頃の精進の良さと熱意で、屋外での実技講習も無事実施することが出来ました。
 見附の久住市長も飛び入りで参加頂き「健康や福祉に積極的に取り組んでいる見附市にとって、園芸福祉の市民活動がこのようい花開き、そしてこれから益々発展することを期待したい」という挨拶をいただき開会しました。

 前半は、園芸福祉にいがたの幹事の圓山さんから「特別養護老人ホーム かつぼ園の取り組み」と題して、花を取り組むことで、これまで閉鎖的であった施設が開放的になり、たくさんの方々と「花」をテーマに交流することができ、そして利用者である老人の方々も、かつぼ園に集う子どもはじめたくさんの方々も皆幸せになれるという事例を発表してもらいました。
 続いて園芸福祉にいがたの事務局長で新潟の「畑や かとうファーム」の加藤さんから、1人で農業・園芸に取り組み生産するのではなく、園児から老人ホームの利用者まで色々な人たちがかとうファームに集うことで、自らだけではなく、そこに集う人達が健康で楽しくなり、そして社会も健康になって行くという事例を発表してもらいました。加藤さんからは、落花生の芽が正に出ようとするポット苗を「楽しいお土産」として参加者全員貰いました。
 最後は、群馬から来て頂いた日本園芸福祉普及協会の初級講座講師の近藤まなみさんから「園芸福祉のススメ」と題して、園芸福祉の効用や現在全国で展開されている現芸福祉活動の具体例などをお話しして貰いました。
 後半は屋外での実演講習。ペットボトルを利用しての3種類のポット苗の寄せ植え。2Lのペットボトルを切り抜き、思い思いの苗を植え方ました。完成後近藤さんと長岡市の緑化推進員の島峰さんからそれぞれのテーブルで講評いただき、最後はモデルガーデンで記念撮影。そしてその後はハーティーを飲みながら雑談し、落花生、ペットボトルの寄せ植え、ハーブ苗、そしてカンナの球根等沢山のお土産を持って三々五々解散しました。