ワインの夕べ

hiroshikaro2008-04-27

 4月24日ホテルニューオータニでドイツ ラインラントファルツ州主催のワインの夕べが開催されました。
 長岡の姉妹都市 ドイツトリア市の友好大使アウバートさん、そしてモーゼルワインのワインの女王 マルティナ ゼルバティさんを招いて、120名程の関係者の参加で盛大に行われました。

 モーゼルワインのワイン女王 マルティナ ゼルバティさんは現在ワインを紹介する雑誌編集の仕事に携わっているとのこと、今回の来日は初めてで、長岡来訪までに東京や水戸を訪問されたとのこと、自然に恵まれ新緑の奇麗な信濃川のある長岡は、丁度自分の出身地であモーゼル川河畔の町の環境に似ているので、今回訪問した街では長岡が一番気に入ったとのことでした。〈嬉しい事です〉
 ドイツやスイスなどは今、大都市の中心市街地から大都市の周辺市町村や自然豊な山村に人口が移動しています。本来に人間が暮らす場所は何処か?を考えれば『便利さや効率を優先したコンクリートで固められた大都市よりも、多少便利さを損なっても、緑や自然が存在する田舎』と考えるのが普通かと思います。

 ドイツトリア市の友好大使アウバートさんからは、長岡とトリアの友好交流は今が平和だからこそ可能になったのだ、第2次世界大戦で長岡もトリアも戦火に遭ったが、2度とそのような戦争を起こすことなく、皆で仲良くすることが大切であると力説されていました。因みにアウバートさんは、ドイツと日本との友好交流に関するこれまでの功労が評価され、昨年秋の褒章で「旭日双光章」を受章されました。〈外国人が受賞されるのは大変な事です〉
 また、ワイン女王からは「言葉は無くてもワインを飲めば、十分に意思疎通が可能になる!是非沢山ワインを飲んでください!」との挨拶もあり、アウバートさんと同行されたドイツ人、そしてこれまで友好関係を築いてこられた上尾市の市民訪問団の方々も交えた和気藹々の会になりました。