江戸城大奥跡

hiroshikaro2008-09-16

毎週日曜の夜は「篤姫」を欠かさず見ています。
江戸城といっても今は、天守閣は存在せず、只「宮城:きゅうじょう」が皇居として残っているだけですが、先週末会議で上京した折にその宮城:江戸城跡を見学してきました。

 皇居と言えば誰もが二重橋を連想し、二重橋をバックに記念写真を撮影するのが常かと思いますし、皇居の中にはお正月や天皇誕生日一般参賀の時でしか入場できないと思っておられるのが常ではないかと思います。実際皇居(西の丸)地区は、天皇陛下はじめ皇族の方々がおられるので、入場は厳しく制限されておりますが、堀を隔てた東御苑地区、旧江戸城 本丸、二の丸、三の丸地区は朝9時頃から夕方5時位までは誰でも入場することが可能です。
 東京駅丸の内口から徒歩10分程で江戸城 大手門に到着します。大手門前には守衛さんが立っていますが、自由に入場できます。そして城内に入ると受付があり、プラスチックの札が渡され、退場門でその札を渡すように指示されますが、入場料は只です。

今回は時間がありませんでしたので、二の丸、三の丸は見学せずに本命の本丸を目指しました。見学者は殆どがガイドブックを片手に持った外国に方ばかりでした。本丸には昔天守閣が聳え、そして大奥、中奥などの施設がありましたが、現在はその面影は全く無く、広いい芝生広場となっており、そして天主台といって天守閣の城郭だけが残っておりました。
 しかしながら大都市の真ん中、雑踏の中にある「緑豊なオアシス」といった感じで、本当にほっと一息つける場でした。
 現在は、江戸城の形はありませんが、歴史に登場する人物がここで活躍した事を想像しながら、天主台の天辺に上がり、ビルが立ち並ぶ現在の東京を眺めました。

 古:いにしえと今を同時に体感出来る江戸城本丸を是非皆さんも一度訪ねてみてください。東京駅からですと早足であれば、1時間半ほどで見学し、戻って来ることが可能かと思います。