森民夫 長岡市長講話

 今日市役所の大会議室で幹部職員と市議会議員を対象に森長岡市長の講話が行われた。市長就任9年目の今年初めてのことである。過日千葉の幕張メッセで開催された「自治体フェアー」で発表された内容で、テーマは「市民協働と地方分権中越大震災の復旧そして10の市町村合併を成し遂げられた森市長だからこそ発表できる内容であった。
 地方分権の現場から見た、基礎的自治体(市町村)の意義ということで、

  • 政策受益者である市民のクレームを、いち早く理解できる立場
  • すべての分野を統合して、政策を考えることができる立場
  • 住民自治との連携ー市民協働が可能な立場 

 以上、3つのポイントで地方分権が日本の活力を再生する。とまとめられた。
 市役所の幹部職員に対しては「総合的なオールマイティーの仕事が出来るのは市町村職員の特権である。誇りを持って頑張って欲しい」と檄を飛ばされた。
 常々現場を持っている市町村、そして市町村議員はもっと胸を張って県、国に政策、情報を発信していかなければならないと思っている私としては正に同感、現場での経験、実践をもっともっとたくさんの人たちに伝え、そして現在の日本を地方から変えていくためにも、森市長のこれからの全国を舞台とした活躍にエールを送ると同時に、私も私なりに一生懸命全国に向け発信していきたいと思う。
 日本を改革するのは、自民党総裁でも国の高級官僚でもそして国会議員でもなく、われわれ地方の政治家、職員が担うのだとの自負を持たなければならないと自覚した講話であった。