子ども達のやる気

hiroshikaro2008-10-27

 昨日は長岡大学の学園祭に栖吉小学校の児童31名が参加しました。
 毎年栖吉地区青少年育成会連絡協議会で実施している「可愛ゆいお店屋さん」では、パンと焼き芋、そして大根煮の販売を行いました。
 今年は募集人員16名に対し30名を超える応募であったので、先にも書きました通り、半分の児童には他の模擬店の販売応援をしてもらいました。
 チャオニャンという餃子を販売するお店屋さん、おでんを売るお店屋さん、油揚げを売るお店屋さん等5つの店舗に3〜4名手伝いに行ってもらい、中国人留学生や長岡大学の学生と1日交流できました。
 日頃接することのない中国人留学生や若いお兄さんお姉さん達と一緒に、利益を求めた模擬店経営は子ども達にきっと良い勉強になったと思います。
 朝9時の集合時に「接客マナー」「挨拶の仕方」そして売り上げが利益ではないということを良く話してからの実践でしたので、参加した子ども達は販売に熱が入りました。

 模擬店でお客を待っているのではなく、籠にパンや焼き芋を入れて学内を飛び回り、来訪者に「パンいかがですか?美味しい焼き芋いかがですか?」と声掛けし、そして「○○個売れたよ!」と言って喜んで駆け足で戻って来る姿は、正に子ども達の「本気」を感じました。
 皆の努力もあり今回は14時前に完売し14時からは中国人留学生6名と中国の遊びをして楽しみました。
 終わりに収支報告をし1,650円のプラスがあったことを報告、それを31人で分けるといくらか?を計算し、その利益を配分し、お金を稼ぐことの大変さを少しでも学んで貰ったと思いました。

 終了後迎えに来たお母さんに今日の儲けと嬉しそうにお母さんに手渡す姿を見て、今回は経営の実践、そして留学生や長岡大学の学生との交流が出来本当に充実した「お店屋さん」になったと世話をした大人5人で自己満足に浸っていました。