リーダー養成講座

吉長理事長と

 昨日今日と新潟のウエルサンピアで園芸福祉にいがた主催の「リーダー養成講座」を実施し12人のリーダーを目指す精鋭が参加者しました。
 新潟県では初級園芸福祉士が年々増加する傾向にあり、現在、それら初級園芸福祉士が活躍、活動出来る場作りが、新潟県組織である「園芸福祉にいがた」に期待されています。
 しかし、園芸福祉普及活動の担い手は、それぞれ自らの仕事の傍ら行うという方々が殆どで、これまでイベントや講座などの企画・運営は、少数の特定のリーダーに集中してしまいこれ以上の活動の拡大が難しくなって来ているのが現状です。
 そのような状況ですので、リーダーとしてイベントや講座を企画運営できる人材を養成するため今回の養成講座を開講しました。
 冒頭小生から「初級園芸福祉士養成講座の開講手順と要領」について、その後、長岡市緑化推進委員で園芸福祉にいがた幹事の島峰さんから「イベント・講座の企画から実施まで」と題しての講義がありました。
 夕方は丁度新潟にお見えになっておられた日本園芸福祉普及協会の吉長理事長からも参加頂き意見交換会を行いました。
 本日の午前中は「福祉施設の園芸講座・農園芸での障がい者就労」と題して障がい者就労支援センター「ドリーム」の職員で本会幹事の樋口さんからの講義、引き続き県内初の「園芸福祉士」の権平さんから「市民講座の企画から実施まで」と題して講義をしてもらいました。

 午後は畑やかとうファームにおいてイベントの実習体験を行い、私もクリスマスクランツ(玄関ドアーの飾り)をサツマイモの蔓を使って作り、なかなか素敵な物が出来たと自己満足に浸りました。

※私の作品は中央下のもの
 今回の講座では、特に、夜遅くまでの意見交換会は園芸福祉の事だけではなく、参加者それぞれの隠れた才能の一端を垣間見ることが出来、今後何かを企画運営する際にお互い助け合いながら幅広い活動が出来ることを確認し合いました。
 僅か1泊2日という短い合宿講座でしたが、寝食を共にしながらお互い学び合うことはそれぞれの刺激となり、そして仲良くなる方法だなと実感しました。
 初めてのリーダー養成講座でしたが、内容のある充実した楽しい講座となりました。