[コラム]真宗本廟収骨

hiroshikaro2010-06-08

 先週末、昨年暮れに亡くなった父の頭の骨の一部を京都東本願寺に納骨して来ました。
 ルービックキューブと同じくらいの桐箱に持っていた骨を納め紙で封印、法名と本名そして命日が記載され、御影堂の祭壇の後ろに収骨されました。
 当時は35の家族が収骨に訪れ、約200人の遺族・関係者で80分余の収骨の儀式が執り行われました。
 まずは、大きなホールでの30分程の講話、その後、100m程離れた御影堂に移動、途中収骨される祭壇の裏側を確認してから、2時から読経が始まりました。
 読経開始と同時に収骨に訪れたれたグループの代表者:喪主の名前と出身地が呼ばれ、遺族は一緒に焼香、礼拝をして2時半過ぎには儀式は終了しました。
 受付の際に聞いたことは
 Q.1「一体いつまで祭壇の下で保管してくれるのですか?」
 A.1「本願寺が存続する限り永遠です。」
 Q.2「スペースに限りがあるので、一杯になったらどうするのですか?」
 A.2「そのために現在阿弥陀堂はじめ施設の改築工事を行っているのです。ご心配なさらないで下さい!」と言われ安心しました。
 永遠に保管されているということになると、もし、将来的に父のDNAが知りたければ、東本願寺に行けば分かるのだな〜と納得しました。
 夏休みや連休になるともっと多くの収骨者が訪れるとのことでしたが、今回訪れた方々の出身地は富山、石川、福井、愛知、岐阜の近隣県からの方が多く、新潟は我が親族のみでした。