平城遷都1300年祭

朱雀門をバックに

 先日、奈良に行く機会があり、昨年出張の際、早朝1時間余り散歩を下見をしていました「平城遷都1300年祭」の主会場である「平城宮跡」を訪ねました。
 閉場1時間前の入場でしたので予約駐車場も予約なしで入れ、また大勢の人が居ましたが、大混雑という状況でもありませんでした。しかし、時間の関係で朱雀門しか見学できず、遠く離れた大極殿は見学出来ませんでしたが「ちょっと薄っぺらな奈良のお祭り」という印象を受け、がっかりしました。
 お土産やマスコットグッズは大人気のようでしたが、古からの歴史を誇り、南都美しい奈良の都といわれる印象から程遠い、「文化の香り」というより「商売の香り」が漂うお祭という印象でした。

 翌日は、東大寺興福寺、そして法隆寺という奈良を代表する寺院を見学、多くの国宝、重要文化財に指定されている仏像、壁画、そして建物等を間近に見ることが出来、こちらの方は大感激でした。
 興福寺の国宝館には数え切れない程の国宝があり、二男に「これも歴史の教科書に載っている仏像だぞ!」と何度も狂喜しながら案内しましたが、まだまだ勉強半ばの中二の二男にとっては、国宝といってもなかなか興味がわかなかったかも知れませんが、来年3月に修学旅行で再度京都、奈良を訪問する予定ですので、その時まではきちんと勉強して欲しいと思って、一冊資料を買って来ましたが〜〜〜。

   若草山頂上の鹿たち

  若草山中腹から見た 東大寺大仏殿


  法隆寺金堂と五重塔