花火を活用した交流

hiroshikaro2010-08-03

 昨日、花火打ち上げを前に、16時20分から17時までの短い間ではありましたが「アサヒビール池田弘一相談役と森民夫長岡市長」との対談が開催されました。
 池田相談役は「アサヒスーパードライ」の生みの親、そのアサヒビールの生みの親は、なんと栃尾小貫出身で河井継之助を看取った外山脩造(とやましゅうぞう)そんな先人が築いてくれた縁で今回の対談となりましたが、もうひとつは「誰もが一度は日本一の大花火大会 長岡の花火を見てみたい」という思いも重なって、池田相談役は長岡へお越しになられたのではないかと思います。
 そういった意味でも、全国的な有名人・著名人をこの長岡花火の8月2日から4日にかけて招待し、長岡名物フルコース「花火、ナス、枝豆、ご飯、寺泊の魚、山菜そして長岡の地酒」でもてなし、お返しに長岡市民を対象にお話をしてもらうという講演会・交流会をどんどん企画してみてはいかがかと思います。
 今回の池田相談役からは
1.経営者は常に危機感を作り社員をまとめながら会社運営をすることが大切である。
2.現場が第一、現場で物を見ることから経営が始まりだ!
3.東京にいると地方の情報は0、しかし地方へは東京の情報ばかりである。地方に情報発信能力がない。
4.これまでの風習や習慣に捉われることなく、きちんとした市場調査を実施して製品開発をしなかればならない。
5.現在社会で要求されている人材は、協調性のある人材である。
6.原料を勝る製品はない!良い原料から良い製品が生まれる。
 非常に示唆に富んだお話をいただきました。
 特に、3.の地方からの情報が少ないということに関しては、今後地方がきちんと向き合って改善していかなければならないことと強く感じました。
 マスコミの情報発信、我々政治家や官僚の情報発信、そして、それぞれ市民の情報発信、総力戦で当たらなければ、決して現状は変えられないのではないかと思いました。