集団資源回収の拡充

 産業市民委員会で、子ども会等が中心に行っている古紙やビン等の集団資源回収事業の拡充についてお願いしました。
 現在長岡市が行っております資源回収は、「行政回収」(月2回)ゴミステーションに出された古紙等を回収する事業(事業費約8千万円)と、登録団体が自主的に実施する「集団資源回収」事業(事業費約3千万円)の2つの事業があります。
 行政回収は、どちらかというと市民サービス的な要素があり、定期的に溜まった古紙等を出すと云った意味合いが大きいかと思います。
 集団資源回収は、各団体の活動資金の確保、そして環境意識の醸成、額に汗して活動するという教育効果等、多岐に亘る効果が期待されています。
 資源回収の1KG当たりのコスト(市の支出単価)を比較した場合は、多少集団資源回収の方が安価とのことなので、より資源回収を進めるべきではないかと提案しました。
 また、回収される資源リサイクル協会の方々からは、行政回収は時季や天候により回収量が大きく左右されるので、回収が大変だ!
 一方、集団回収の方は、子ども会や町内会等毎年やっている所が多く、量もある程度予測でき、また、当日はトラックの積み込みなども参加者から応援してもらえ、また、何よりも皆さんにも喜んでもらえるので出来るだけ資源回収を増やして欲しいとの要望もいただいております。
 大野副市長から「熱中感動夢作り教育を実施している長岡市として、子どもの教育の立場から、今後、集団資源回収事業の拡充を図りたい!」との力強い答弁をいただきました。
 現在集団資源回収に取り組んでいる団体数は、子ども会、町内会、学校の順となっていますが、集団回収で得られる奨励金(1KG当たり5円)等についてより広く周知させ、その奨励金を使ってより自らの活動の活性化を図れるようになればと期待しています。