若者達との会話

食事の準備を手伝って

 今日の千秋が原での作業に、専門学校:長岡情報ビジネス専門学校の学生が4名参加して呉れた。内2人は既に3回目の参加で気心知れた仲間、和気藹藹でも農作業にも随分慣れた様子で、相手の目や動作を察知し、きちんと動けるように成長したように思えた。
 4人共保育科の学生で、1人は男性、当然将来の夢は保育士さんで、今度の土曜日は20日から始まる幼稚園での実習の準備に忙しくなるので参加は出来ないとのこと。非常に残念。
 30年前、私の学生時代は、保父さんなんか珍しい時代、今は1学年で4〜5名もの男性の保育士さん志望が居るとのことで、小学校前の可愛い子ども達の世話が出来るのは一寸羨ましい気もしたし、30歳若ければ自分も保父の道に進んでいたかも知れない?と思った。

 午後からは、偶然か?来週末運動会を予定している保育園のグランド整備の委託作業で三島にある保育園を訪問し、2時間ほどグランドのトラック内の草取りに励んだ。
 学生たちは保育園の中が見たくてたまらない様子で「見せて貰ってもいいかな〜」と私に聞くので「保育士を目指す学生ですので、是非、見学させて下さい!」と自分達で頼んでみては?とアドバイスしたら、早速園長さんに頼んだら、快く応じて貰い、彼らも大満足の様子だった。
 その分、その後の仕事にも力が入り、土まみれの雑草を一杯載せた重い一輪車の運転にも気合が入っていた。
 若い人たちと一緒に作業するのは、若くそして新鮮なパワーを貰え本当に楽しく感じた。
 歳を聞けば私の長女と同じ歳、親子同士ではそんなに話は弾まないかも知れないが、他人同士となると歳の差を超越し、お互い一寸気を使い合ったりする分、色々なことが素直に話せるような気がした。
 こんなことも農業・園芸を通しての交流の素晴らしさかと思う。