朋遠方より来たり 1

hiroshikaro2011-12-06

 昨日、今日、遠方の朋がUNEHAUSを訪ねて呉れました。
 一人は28年前に新潟県に実習に来たタイの実習生のピッアダンさんで、28年振りの再会に心躍り一寸興奮しました。
 28年前、私は東京で海外から来日する農業実習生のお世話をしていました。彼は、タイから来日した農業実習生2回生で、10人のタイ実習生のリーダーで、彼は唯一農林省の役人で当時30歳、彼以外の実習生は全て農家の子弟でした。
 当時、お役人さんは実習など真面目にしないのでは?との先入観がありましたが、明るいキャラクターで受け入れ農家や地域の方とも仲良くでき充実した実習生活を過ごしたようでした。
 また、他の実習生からも慕われ、皆をしっかり指導して10人全て有意義な実習をすることが出来たようで、最後の帰国前報告会・送別会では農家共々涙、涙で別れたことが今でも思い出されます。
 彼は帰国後、バンコックから100キロ程離れたカンチャナブリという町にある農林省の農業青年トレーニングセンターの指導者として、彼の後輩を育てて来たとのこと。定年の年齢まであと数年残しているとのことですが、一寸好きなことをしたいと云うことで、今年退職したとのことです。
 お互い歳を取りましたが、農業に掛ける思いは、昔と変わらぬ情熱を持っており、今後、お互い情報交換をしよう!というこになりました。
 私も機会を見つけ、是非彼を訪ねてみたいと思います。