暑さ寒さも彼岸まで!

 今年の天気は一体どうなっているのでしょうか?彼岸も終わりなのに、週間予報では来週月曜日には、またもや『雪マーク』がついています。外れれば!と思うのですが、最近の天気予報は的中率も高いので、きっと外れることはないかと思います。
 一之貝の積雪高は漸く2mを切りましたが、昨年の雪消え時期が4月24日でしたので、今年は連休前頃になるのではと予想しされます。
 雪消えが遅いということはつまり、農作業の開始時期が遅くなること、種まきから春田の準備全てが雪が消えてからではないと始められません。
 また、雪が消えたからと云っても土は冷たいですので、例え種まきをしても直ぐには目を出して呉れそうにもありません。
 そういった意味で今年の作付は、当初から多難続きになることが予想されますが、どうにか無事に作業が出来そして豊作を神仏にお祈りしたいと思います。
 昨年から百姓を始めましたが、作業も収穫も全てお天道様頼み、神頼みの毎日です。
 ウネハウスには神棚を安置し、京都上賀茂神社からいただいて参りました、農業の神様「別雷の神:わけいかずちのかみ」を奉っております。他に、天照大神、地元の鎮守様:諏訪様を奉っておりますが、本日改めて手を合わせ今年の無事と豊作をお祈りしたいと思います。
 農を営むことは、即ち神や自然を敬い、畏を感じながら上手く付き合うことかと思います。科学万能の世の中、人間の力を過信した結果が、昨年の津波原発の大事故につながったことを猛省し、これから農を通じての自然との付き合い方を学ぶべき時代ではないかということを、国民全体で自覚すべき良き機会ではないかと思う今日この頃です。
 自然は人間が思うように上手くコントロールできないとということを実感しています。