農業委員会委員の選挙

 今日改選後初めての議会:臨時会が開催され正副議長、各常任委員会、議員運営委員会の委員の選任等が行われました。臨時会終了後引き続き議員協議会が開催され、議会推薦の農業委員4名の選挙が行われました。
 私も以前農業委員をさせて頂いた経緯もあり、今回立候補させていただき以下の所信を述べさせてもらいましたが、力及ばす5名中4名の候補にはなれず落選してしましました。また、次回がんばりたいと思っています。
「私は、今回議会推薦の長岡市農業委員会委員選挙に立候補するにあたり、所信を述べさせて頂きたいと思います。
私は宇都宮大学農学部で農業工学を学び、卒業後県内の養豚農家で実習、昭和57年2月から約1年間ドイツの大規模野菜農家で外国人労働者と共に実習して参りました。
その後、農林水産省の外郭団体で、農業後継者の育成を目的とし、農業実習生の国際交流事業を実施しておりました東京に本部がある社団法人国際農友会に就職、8年間、全国各地から選抜された若き農業青年をアメリカ、カナダ、ニュージーランドそしてヨーロッパ各国へ毎年100名以上の派遣する事業に携わると同時に、インドネシアをはじめとするASEAN諸国、ヨーロッパ、カナダなどからの外国人農業実習生の受け入れ事業に携わって参りました。ちなみに、その事業で育った方々は、現在日本各地、そして世界各国の農業分野で大いに活躍されています。
その後、平成3年から7年間 欧州支部長としてドイツに駐在、日本からの農業青年のヨーロッパ各国での農家実習のお世話をする傍ら、当時全国各地から来られた農業者を中心とした農業視察団の方々のお世話をしながら、ドイツ農業をはじめヨーロッパ農業の実情をつぶさに見聞して参りました。
 ドイツから帰国後長岡に戻り、これまで地元川東中央地区の県営ほ場整備事業の推進に尽力すると共に、社団法人新潟県国際農業交流協会の理事として、インドネシア農業実習生に受け入れ事業に携わり、昨年から長岡市内の農家でもインドネシア人実習生の受け入れを行っております。
 また、7年前から福祉と園芸、農業分野の相互共生を目的に「園芸福祉普及活動」に取り組んでいます。
私は、このように国内海外での農業青年の育成に関わってきた経験や人脈を生かし、現在日本農業ばかりではく長岡の農業が抱えている低迷する農産物の価格で農業離れが進み、非常な勢いで耕作放棄地が増え、特に条件不利地域である中山間地域の農業が衰退、山から里に人が降りて来る現在、街の人たちとの交流、違った人材を受け入の促進することで中山間地域の再生を図って行きたいと思います。
 農業委員に選任していただいた場合には、具体的には
1.遅れている川東地区及び中山間地域のほ場整備事業の推進
2.農業後継者担い手の育成への積極的な取り組み
3.新しい農業の取り組み「園芸福祉」の推進
4.今年度から始まりました「農地、水、環境保全促進事業に関して、これまでPTA会長や育成会事業に携わってき た経験を生かした積極的な推進
 以上4つのスローガンを掲げがんばりたいと思っておりますので、是非、議員各位のご理解を賜り選任して頂くことをお願いし、私の所信表明と致します。」