グランドの防塵について

バックネット脇の立上げ

 これまでも小中学校や大きなグランド周辺の住民から、グランドの土埃や樹木の落ち葉などをどうにかして欲しとの要望・苦情が寄せられます。
 特に今年は既に2回程突風が吹き、グランドの土埃が周辺住民に迷惑を掛けている状況もありましたので、本日中学校を訪問し、現状を調査してきました。
 栖吉中学校では、防塵対策としてプールの水を利用した散水する管渠が整備されており、グランド脇3カ所に散水用の立上げが設置されていました。夏場になると先生方で散水し防塵対策に努めているとのことでした。
 今日は天気が悪かったので埃が立つような状況ではありませんでしたが、先の週末は温度も上がり随分強い突風が吹き埃が舞い上がり周辺住民にご迷惑を掛けたと中学校の先生方も認識しておられました。
 散水をしていれば必ず解決できるという問題でもなく、地域住民と一緒に協議協力しながら問題解決していかなければならないと思っています。特に学校が休みの土日や休日は教職員も不在で、学校としては直接的な対応が出来ず、また住民は散水施設を利用することが出来ませんので、迷惑を被る住民は手をこまねいていなければならない状況です。
 現在小生が取り組んでいる田んぼのほ場整備事業で利用されている、地下灌漑+暗渠システム(コップスの地下灌漑システム)が活用できれば、乾燥している時にある一定の地下水位を保てば表面の乾燥は防げるのではとも考えるのですが?
 何か良い方法がありましたら教えてください。よろしくお願い致します。