栖吉中学校創立記念講演会
午後2時から中学校体育館で長岡市国際交流センター長の羽賀友信さんから「もし、私に名前がなかったら〜互尊独尊〜」と題して約1時間素晴らしい講演がありました。
全校生徒200余名と教職員そして地元の方々10数名の聴衆の元、大病をされ仕事に復帰されたばかりの羽賀さんの講演は「大きな声を出せない」と前置きがありましたが、正に自らの体験を元にしての内容でしたので迫力があり非常に感銘を覚え、生徒達にとっても記憶に残る講演となったのではないかと思います。
講演内容で心に残った言葉を下記しました。
- 挨拶は「敵でない」との確認である。
- 相手に「?」を抱かせる話し方は大切である。
- 日本人は「豊かさ」とは物がたくさんあると思っているが、貧しい国々では、物が減ることで逆にその分を心で補おうとしている。日本は、物の豊かさとは裏腹に心の貧しさが目立ってきた。
- 貧しい国では「勉強は生きるため」「人を生かすため」のものととらえ子ども達は勉強に情熱を持っている。
- 貧しい国では、習う意欲と教える意欲が一致しすごいエネルギーが感じられる。
- みんな違うほど良い。それぞれ個性がありそれを認め合い尊重し合うのが大切である。
- レバノンの留学生にとって長岡の花火は空爆を思わせるおぞましい轟音であった。
- 日本は後発先進国であり世界でもまれに見る成功事例の国である。
このように素晴らしい講演でしたのでもっとたくさんの地域の方々から聞いて頂けたらと感じました。