園芸福祉にいがた設立総会

 今日は新潟県立植物園(旧新津市)に於いて「園芸福祉にいがた」の設立総会を開催しました。
 設立総会に先立ち、前東京農業大学の学長でNPO法人日本園芸福祉普及協会の理事長の進士五十八氏から「園芸福祉のすすめ:環境市民とボランティアのまちづくり」と題しての基調講演をいただきました。

 会員だけではなく一般の方々からも参加頂き総勢100名近くの聴衆者で有意義な講演会となりました。
●講演内容は、現代社会そして市民が抱えている様々な問題点を提起いただき、それを解決するには園芸を通しての仲間作り、交流が大切である。
●農村が持っている魅力をまず、農村に住んでいる市民が自覚しそれを誇りに思い都市に発信することが大切であることを認識させていもらいました。
●「今の日本、金さえあれば、食べることも着ることもそして住むことも出来る時代であるので親もいらない。金があれば一流の塾に通えるから学校の先生もいらない!」という指摘には正にドキリしました。
 進士五十八理事長が言われて来ました「経済福祉」から「環境福祉」正に金があれば幸せが買えるという錯覚から、自分たちが生きている周囲の環境、仲間作りが本当の幸せを具現化できるのであり、その環境、仲間を得るためには園芸福祉が必要であると纏められました。
 僅か1時間余りの講演でしたが参加者皆感動しました。

 基調講演に引き続き設立総会を開催し、規約、役員、活動計画、そして予算について審議してもらい、全て承認していただきました。
 小生は「園芸福祉にいがた」の代表に選任していただきました。
 会員の皆さんの支持に応えるべく、今後、新潟県内の園芸福祉普及活動に一生懸命頑張りたいと思います。
 是非、園芸福祉にいがたにご興味あられる方は、会員申し込みをお願いします。詳細は園芸福祉にいがたのHPにリンクしてください。 初年度である今年は、入会金、年会費0円です。どこかの会員クレジットカードのような錯覚を与えますが、普及活動を活発に行うことで、委託費や補助金をもらうことで、次年度以降も会費ゼロで進めていきたいと意気込んでいます。