リバーサイド千秋

hiroshikaro2007-05-29

 先月中旬に日赤病院前にオープンしたリバーサイド千秋に行って来ました。
 地方都市にあるモール型のショッピングセンター、初めてなのでワクワクしながら入店しました。月曜日の夜ということで人出はまばらで、広いスペースで開放感を感じながゆっくりとウインドショッピングではなくワッチングショッピングを楽しみました。
 構成はアピタというスーパー部分が4分の1のスペースを占め、他はファッションアパレル、ファッショングッズ、ライフグッズ、フード、サービスなどの専門店が100数点入っており、どちらかというとヤング・レディ対象の店が多いようです。駐車場スペースは2200台もあるとのことですが、土日になるとその駐車場も相当時間待たなくてはならないとのことです。
 3年前にアメリカシカゴ郊外にあるリバーサイド千秋の5〜6倍はあるかと思われる位の大きなショッピングモールに行った事を思い出しました。シカゴ空港からハイウエーを走り30分位すると大平原の田園地帯に突如現れた巨大なショッピングモール。大きな駐車場にたくさんの車が停まっており、一旦入店すれば財布は軽くなってしまうが、お腹と欲求は満足感で一杯にさせてもらえるモール。雨も風も吹かずエアコンの効いたモール内では、ダイエットを兼ねカートを押しながら買い物散歩ができますが、出口付近には必ず食欲をそそるファーストフードのレストランが存在し、皆そこでダイエットした以上に食べているのを見ました。そこに集まる人は私のような重量級の人が多かったことを今でも鮮明に記憶しています。
 机に座りコンピューターで収入を得ているホワイトカラーの労働者やその家族にとっては、唯一消費することが生活の楽しみなのかと思われる位、長時間そこで過ごしているとの報告を聞き、いつか日本:長岡もそのようになるのではと思っていましたが「ついに長岡にも来たか?」という感じでした。
 高級品やブランド品が新潟や東京に行かなくて買うことが出来るようになったという便利さ、そして長岡市内で消費をしてくれることでの経済の活性化や法人市民税のアップ等の波及効果もあるとのことですが、帰る途中お隣のジャスコを車窓越しに見ましたが、心なしか以前に比べ人も車も少なくなったような気がしました。ダイエーの二の舞にならなければと思いました。
 パンフレットには「しあわせの響きあう場所 リバーサイド千秋」と書かれていましたが、我々の住む長岡まで大都市の消費中心の生活様式が入ってきたことに対し只喜んでばかりいられないような気がしました。