家老家のルーツ

hiroshikaro2007-08-06

 私の姓の家老家の起源は、長岡市風土記『温故の栞:しおり』によると源平の時代に遡ると書かれています。写真の碑に刻まれている小川氏の家来として中沢町の西宮に居を構えたのが始まりとのことです。
 その後小川氏の変遷と共に明治初めまでは西宮地区に居住していたとのことですが、何かのきっかけで、西宮地区にの南側である現在の中沢1丁目地内に移り住んだとのことです。
 『家老』という名は全国的にも珍しく、長岡市出身の方が多く、それもほとんどのように思えます。

 家老と名乗る方が全国に何人、何処におられるか?との調査をしたことはありませんが、これまで仕事の関係で全国各地やドイツを駆けめぐっていた間に1回だけ家老さんという方とお会いしたことがあります。その方とはドイツでお会いしました。
 当時ドイツの日本大使館ボン市にあり、私も仕事の関係で大使館の方々とお付き合いをしておりましたが、その大使館の若手の方々がデュッセルドルフという日本人が人口の1%をしめる町に行った時に『家老さん』という方に会って来たと教えてくれました。
 それから数日後その家老さんから電話があり、「家老ですが、家老さんですか?」と聞かれたのには驚き、また「はい私は家老ですが、お宅さんはどちらの家老さんですか?」と聞いたのも初めてでした。話を聞けば、その家老さんのお父さんは中沢の出身で当時地蔵町に住んでおられ、私は、その家老さんの叔父さんや従兄弟の方も良く知っており、その後深いお付き合いをさせて頂いています。