「東京に違和感』原発停止の影響感じず!

 今朝の日報『本来なら(東京電力柏崎刈羽原発の停止で)電力消費の影響があるはずだが、全く影響はなく生活が続けられていることに非常に違和感を持った』そして『国策に協力して原発立地している中で、地震被害でいろいろな問題が出て来ている。少しでも私達の痛みの一端を感じでほいい。それならもう少し電気のつかいかたがあるのではないか』との柏崎会田市長の談話が記載されていた。
 東京電力の発電量の13%を担っている柏崎刈羽原発が停止したといえでども、会田市長の印象のように実際東京ではほとんど影響がないとは一体どういくことなのだろうか?金があるから、外の電力会社から電気を譲ってもらっているのだと思うのだが、そうであれば柏崎刈羽原発はなくても良いのではないかとも思う。
 巷では、前々からも行われている『原発反対の署名運動』がこのところ活発に行われている。私も前にも書いたとおり原発の建設は稼動も含め反対である。しかし、原発を否定する人たちは、原発に代わるべくエネルギーの利用を促進することも忘れてはならないと思う。只、危ないからとかイデオロギー的に反対だからと言うことで原発を否定すべきではないと思う。
 現在の日本の一世帯あたりの1ヶ月当たりの平均的な電力消費量は概ね300KWといわれている。東北電力の料金体系からすると、月額電力料は50アンペアー契約で概ね7,300円になる。皆さんの家の電気料はどうですか?
 因みに我が家の7月の使用料は186KWで4,852円となっています。クーラーなど極力使わず節電しているのも平均を下回り理由ですが、先にも紹介させてもらったようにソーラーパネルを屋根に載せているのが大きな要因です。7月の売電料は151KWで、売電額は3,220円となっています。
 節電の取り組みと新エネルギーの導入を実行せずして、只原発を否定するのはおかしいと思うと同時に具体性に欠けると思います。
 いずれにしても日本には原発が必要と言っていながら、世界一の原発である柏崎刈羽原発が止まったとしてもほとんど影響ないのはどういくことか?正に原発の情報隠し、『原発必要論』は正確でない情報でしかないように思えて仕方ありません。日本のエネルギー、電力行政は一体どうなっているのか?安全性も大切であるが、誇大宣伝をして危険極まりない、原発を安全距離を保った僻地に建設し、休止してもほとんど困ることのない首都圏の現状はどう説明してもらえるのだろうか?
 あってはならないことであるが、1年で一番電力需要のピークとなるお盆、電力がショートし首都圏で停電することも『国策に協力して原発立地している中で、地震被害でいろいろな問題が出て来ている。少しでも私達の痛みの一端を感じでほいい。それならもう少し電気のつかいかたがあるのではないか』という会田市長の談話を通感していただくことを考えた場合、あっても良いことではないかと考えますが、皆さんどうですか?