防災キャンプ2日目

hiroshikaro2007-08-19

 朝8時に起床、昨日の残ったご飯に豚汁を入れて「おじや」を作り、そして残ったカレーをハヤシカレーと混ぜ合わせ、うどんを茹でたカレーうどんの朝食でした。「喉が渇いたジュースが飲みたい!自動販売機は何処にあるか?水道の水を飲め!」と言っても「水道の水なんか」正に現代っ子。「コーラやジュースばかり飲んでいると歯が悪くなったり、糖尿病になる恐れがあるから余り飲むな!」と余計なことをいう叔父さんになってしまいましたが、ぬるい水道水でも喉の渇きは解消できることを再認識してくれたかと思いました。

 2日目は1日中「我が町を知ろうマップ作り」、まず初めに自らの足で距離を測るため、10mを何歩で歩くかを測定。14歩〜18歩で、歩幅は71cm〜55cm、足で道路の幅や乗り入れの幅、そして宅地の面積を測る問題もあるので、皆真剣になりました。そして手の大きさも合わせて測りました。
 今回のマップ作りの目当ては、道路や水路の管理者、電柱の管理者、交通標識の意味、市井に数多ある看板の内容、歴史的、宗教的(神社、お地蔵さん)建造物、そして、これまでこの地区の街作りに寄与した人物等を把握等するため、3キロのコースを3時間かけて1班10名で64問の問題と解いていく構成になっています。
 途中地元に方々から川の名前を聞いたり、歴史的謂れを聞いたりしての探検で皆それぞれに成果はあった模様です。

 右の写真は、ごみステーションの管理者は誰かという問題を調べている情景です。管理者が町内会、不動産屋そして準町内会であったりしており、通常全く関心のなかったことが、このマップ作りを通して把握できると同時に、何故管理者が違うのか?どうして道路が舗装してあったり砂利道であったりしているのか?という疑問も湧いてきます。
 日頃何気なしに見ている景色の中にも、いろいろな理由や知恵が詰まっていることを理解して貰う良い契機となったらと期待しています。
 使用した地図と問題及び解答を参考までに添付しました。是非、皆さんもマップ作りに取り組んでみて下さい。