小千谷で園芸福祉士養成講座開催!

hiroshikaro2007-08-26

昨日、今日と初級園芸福祉士養成 前期講座 小千谷会場が、小千谷IC近くにありますサンラック小千谷を会場に開催されました。小生は2日間事務局として参加してきました。
 小千谷市を中心に31名の方々から参加頂きました。参加者の職業は、福祉、医療、園芸関係から主婦やリタイヤされた方、そしてこの5月に小千谷市山本山の麓にオープンした小千谷ふれあいの里 クラインガルテンに入居された東京の方も含まれており、正に老若男女各界各層からの参加となりました。

 今回の前期講座は座学が中心でNPO日本園芸福祉普及協会と園芸福祉にいがたの組織、活動内容の説明から始まり、参加者の自己紹介そして本題の
1.いま、なぜ園芸福祉の時代なのか(園芸福祉と心身への効果)
2.園芸福祉活動の組織・人づくり(園芸福祉の事業化と運営管理)
3.地域から始まる園芸福祉活動(園芸福祉は「人と地域」をつなぐ)
4.遊休地を活用した活動プログラム作成と発表
 が2日間に亘り6人の1班の5班に分かれて行われました、

 最初は皆さん大変緊張した面持ちでしたが、講義が進むにつれ話し合いも深まり、お互い活発な意見が交換されるようになり、最後は皆本当に仲良くなって次回9月29日、30日に開催される後期講座での再会を誓い合って別れていきました。

 自己紹介の中で「地震前に小千谷に引っ越して来たが、なかなか隣近所との交流も出来ないで孤立感を抱いていたが、ゴミを捨てに行く道すがら、花を一杯育てている人と花の話題でお話が出来たことが嬉しく、今回の講座に参加、花の好きな方が集まる会だから色々な方と交流できるのではないか?という期待で参加しました。」という方もおられました。
 会社、学校、地域等、現代人の人間関係は、どちらかというと効率社会の中で損得を考えながらの交流が殆どのようで、普通に生きていくのも大変な世の中です。

 しかし、花:園芸を通じて交流は、正に損得関係のない、花を愛する心と心の交流であり、その交流は現代人の心を癒し、そして皆を幸せするのではないかと思いました。