浸水対策会議

丁寧に説明する市担当者

 市街地の浸水常襲地の住民の方々と市役所の担当課職員との懇談会が開催されました。先の8月末の集中豪雨で床下浸水をした住宅もずい分あったとのことで、先週初めに市担当者と地元役員とで雨水管やマンホールなどをつぶさに見分したことの報告に始まり、浸水被害を最小限に抑える為の通行止め用のバリケードの設置方法の説明が行われ、その後住民の方々の苦情が述べられました。
 確かに昔は水につからなかったが、近年都市化により水の出が早くなり浸水被害が頻繁に出るようになった!どうにかして欲しい!という住民の叫びは分かりますが、市職員を脅すような口調、そして『一体これまで何をしてきたのだ!いい加減にしろ!』というような怒鳴るような、強い口調は、3年前の地震の復旧工事の説明会の時を思い出しました。
 決して市の職員の責任で浸水被害を引き起こしている訳ではないのに、悪いのは市職員の対応だ、俺達の苦しみをあなた達は知らない!というような被害者意識で怒鳴るのは?−−−
 最近住民の方々に良くお話しするのは『困ったら声を掛けて欲しい。それでも来なかったら、怒られても仕方ないが、自分達が困っている時に勝手に来るのが公の役目だ!との考えで、自分達の痛みを分かってくれない!』いうのは正に子どもが親に駄々を捏ねているのと同じではないかと思います。
 昔の黄金バットでも『蝙蝠さん助けて!』とあいずを出して『黄金バット』が登場したように、是非困った時は、是非行政や議員に声がけをして欲しいと思います。なお、市職員も議員も住民と同じ住民であるということもきちんと理解いただき、声がけした住民よりも大変な状態である場合もあり、対応できない場合もあることも理解していただきたいと思います。
 今回参加した市の担当者の方々は丁寧に説明お話いただいたことに感謝申し上げます。