公共交通機関バス

 議会で公共交通機関 バス路線の廃止について質問がありました。地元バス会社である越後交通は、採算割れをし大きな赤字を出している路線は廃止するとの方針を出し、まず3年前の中越地震で大きな被害を受けた山古志、太田地域のバス路線を廃止することが決定し、自動車の運転が出来ない世帯にとっては死活問題です。
 長岡の奥座敷と呼ばれて昔大いに賑わった成願寺温泉が中越地震で廃業し、その先の長岡、守門岳を見渡せる標高567mの八方台の頂上に建っていた八方台休暇センターも地震の数年前に建物が老朽化と近郊に簡保の館が之建設計画があるとの理由で取り壊され、私が小さかった昭和30年代の成願寺、八方台の賑わいは昔の良き思い出となりました。その結果「長岡駅東口〜成願寺」の路線も長岡高専から先、ほとんど乗降者はなく廃止されてしまうのではないかと心配しています。
 バスに乗らなくなった理由は、まず、皆車を持つ時代となったこと。次に、運行本数が少ないため、自分の都合に合わせて利用しずらいためが挙げられるかと思います。運賃については高いという人は余りおられないと思います。
 結局、バス会社の都合でこのまま走っていても赤字が増えるばかり?公共交通機関は環境に優しいと言ってますが、例えば、運転手に乗客1人というようでは決して環境に優しいとは言えませんし、その路線を維持する為に長岡市補助金を支出していますので決して経済的と言えません。
 さて、今後どうしたら良いのか?例えば、成願寺温泉が廃業してしまって観光客のような不特定多数が利用しなくなり、特定の人しか利用しなくなった現状では、その利用者のニーズ特に時間に合わせて運行すべきではないかと思います。つまり消費者である利用者のアンケート調査をしっかりやり、そうすることでバスの利便性を知ってもらい、空バスで走ることのないよう努めることが大切かと思います。

 1時間に1本 終日8本の運行ですが?もっと効率的で便利な運行形態は考えられないのか?