決算審査特別委員会 1

 昨日から平成18年度長岡市一般会計・特別会計の決算審査特別委員会が開催されており、委員である小生も3日間10時から4時近くまで頑張っています。
 『今日は、道路建設費の入札執行残が5億ほど出たのをどうにか年度内に別の箇所で運用できないか?』という質問をさせて貰いました。
 最近は、入札制度の改革でこれまで90%を超える落札率であったのが70%近くまで落ち込みという低落札の状況となっており、昨年度長岡市に於いては約15億円もの入札執行残が生じました。
 それは次年度である平成19年度に繰り越しになり、決して無駄なお金となった訳ではありませんが、特に道路改良などは地区からの要望が沢山上がっており、加えてこの3年間は地震の復旧工事の為になかなか請願道路の対応が出来なかったため要望書が山積みされており、予算付けしてもらうのにも何年か待たなければならない地区、箇所も少なくありません。
 そんな中、執行残が出たのであればどうにか、他の要望されている箇所に予算付けできないか?というのが小生の質問の趣旨でしたが、
 「執行残は初めから予想できたものではなかった。」「別の箇所に予算付けするとなると議会に補正予算を提案しなければならない。時間的手続き的にも難しい。」との答弁でした。
 この答弁には小生として理解出来ますが、限られた予算の中なかでの執行残:あまり。当たり前ですが、早くに工事や事業に着手してもらえれば早く完成する。特に生活道路等は早い方が喜ばれるのだから、どうにか今後それら執行残の上手い使い方を考えて市民が喜ぶ執行として欲しい要望して質問を止めました。
 予算を執行するのは市、その使い方を承認するのは市議会、そして税金を納めそしてその執行の恩恵に預かるのは市民です。「どうにかより市民が喜ぶような予算執行を!」今後一生懸命検討していきたいと思っています。