決算審査特別委員会 2

今日は決算委員会最終日、水道事業とガス事業の決算審査が行われました。水道事業は、太田地区やニュータウンへの配水管の設置コストが高く、それらの資金償還が多額なため、なかなか収支が思わしくないようで、一般会計からの繰り入れが行われています。
 そのような状況ですので、以下の提案をさせてもらいました。なお、このことは小生がドイツから帰って来て、翌年議員になった際の新人議員研修会の際に提案させて貰ったことでした。
 「ドイツでは水道のメーター検診は年に1回しかされていない。1年1度の検診で年間請求金額を算出し、12分の1の金額を毎月請求するようになっている。電気代についても同様なシステムが取られている。長岡も2ヶ月に1度の検診頻度ではなく、年に1回にしてみてはどうか?実際冬期間に入り積雪があれば2ヶ月に1回ではなくなるのだから、これらのことについて検討し、検針経費やデーターの入力経費を節減してみては?」との提案をしました。
 実際平成18年度決算に於いては、下水道特別会計から水道会計に対して、使用料算定及び徴収業務委託費という名目で2億5千万もの経費が支払われています。2ヶ月1度を1年1度にすることで、水道会計そして下水道会計の検針経費節減に繋がるのではないかと提案しました。
 水道局は「宅地内漏水があった場合、利用者の負担が膨大になるので頻繁な検診が必要である」との答弁でしたので、「一体そのような事象が年間何件有り、そして損害額はどうであるのか等よく調査した上で、検診やデーター入力に要する経費と比較し、今後の検針回数等について検討して欲しい」と要望して質問を終わりました。
 漏水があるか否かはメーターを見れば個人でも判断できる訳ですので、そのようなチェックは個人にさせ、もし漏水があったとしても自己責任としたら良いのではないかと思います。
 いずれにしても水道事業会計は、一般会計からの繰り入れをしている赤字会計ですので、もっと経費の節減に努力して欲しいと思うのは私だけでしょうか?