議会運営委員会視察 2

hiroshikaro2007-11-21

 今日は愛知県豊田市議会を視察しました。人口も面zせきも長岡市より大きく、そしてトヨタ自動車の城下町豊田市。国からの地方交付税を貰っていない不交付団体、市税等の自己資金で独立独歩の行政運営が出来る豊田市です。
 今日の視察で勉強になったのは、特別委員会のあり方でした。特別委員会はそれぞれのテーマ別に設置されている委員会で豊田市には、

  1. 公共施設機能検討特別委員会
  2. 食育推進特別委員会
  3. 議会課題特別委員会
  4. 予算決算特別委員会

の4委員会がありますが、1〜3の特別委員会は、議員同士で話し合っい理事者側(市役所)に政策提言する会であるとのことで、原則、理事者の参加はなく、議員同士で協議する委員会とのことでした。

 長岡市議会の委員会は、常任委員会も含め全ての委員会が、議員と理事者の質疑応答の形態をとっていますが、どちらかというと議員の考えを述べ、それを理事者に問いただすとう形で、議会の総意の提言ではなく議員個々の意見となっているような感じで、その分「単なる話」となってしまうことが多いように思われます。
 豊田市の場合は、テーマについてそれぞれの議員の思いを述べ、そしてそれを纏め一つの政策として理事者側に提言する訳ですので、正に議会の本来のあり方のように思えました。
 長岡市は38人の議員が居て、そしてそれぞれの地域の代表として市民の付託を受けて出来来ている議員ですので、それぞれの考えを積極的に述べ合い、意見をとりまとめ政策提言することこそが、市民の代表である議員、議会の役目であるような気がしました。
 今後長岡市議会でもこのような形式の委員会運営について協議しなければと考えさせられた大変充実した視察でした。