一般質問のヒアリング

 12月定例会の一般質問の通告の受付が去る27日から始まり、私は昨日29日に2番目で通告し、今日午前10時から1時間程、理事者側:担当課長や課長補佐係長などからヒアリング:聞き取りを受けました。
 今回の私の一般質問のテーマは「長岡独自の農村政策と地域振興策について」で、10の関係部署の課長はじめ職員、合計18名もの方々から聞き取りされました。こんなに来られるとは全く想像していませんでしたが、地域振興策の中で「インフラ整備」という質問項目を入れておりましたので土木部関係者が約半分近くおられました。

 最初に私から一般質問の趣旨、引き続き質問骨子についての詳細な説明をさせて貰った後、それぞれ関係課からヒアリングされました。
 テーマは『地域振興策』ですので総合的見地からの答弁をもらいたいと考えておりましたが、質問内容が「農政」「地域振興」「企画」「復興推進」「山の暮らし」等幾つかの関係課の仕事に亘っており、それを統括出来る課は?と云う話になり、縦割り行政だなと感じました。
 逆に、このような大きなテーマを私一市議会議員が質問するのではなく、議会内で議員同士で良く討論した後、議会の総意として市長:理事者側に質問すべきではないかとも実感しました。しかし、今のところそのような議会内のシステム態勢は整っていませんので、今後議会に提案していきたいと思っております。
 幸いかな、近々、五井議長のリーダーシップで「(仮称)議会活性化の検討委員会」を立上げ、それらの議会の有り様も含め討論する場が出来そうですので、大いに期待しています。
 議員は市民の代表、その議員がしっかり討論して、長岡独自の政策を提案し市長:理事者と共に切磋琢磨することが大切であると思います。残念ながらこれまでの市町村行政は、国や県の政策の執行機関的な存在であり、なかなか独自色が出せない状況にありましたが、三選を果たした森市長と議会が車の両輪となる独自の国産車ならぬ市産車:政策を全国的に提案していきたいと思います。