石油高

 今朝から雪が降り、屋根は真っ白になった。日中の気温は0度〜3度で丁度冷蔵庫の中に居るような感じである。
学生時代栃木で過ごした時は、マイナス11度を経験したことがあるが、そのような時は必ずといって日中は雲一つない快晴で、お日様が照っており、例え気温は低くても、気持ちはハイになったものだ.

しかし、雪国長岡の冬は正に関東とは対象的で、気温はマイナスになることはないが、0から+に転じる割合もさほどのものではなく、1日中、さぶく(寒く)、吹雪が吹こうものなら、ほっぺたが しゃっこく(冷たく)なってしまい、雪国、北国に住む人達にとっては、冬のこの時期は、コタツや真っ赤な炎が恋しくなる時である。
 今月からガソリン代・灯油代が値上げとなり、寒さを控えた北国にとっては正に大変な状況となっている。
 灯油が1L:100円 小生が長岡へ戻った9年前は確かホームセンターコメリの灯油価格は1L:24円であったと記憶している。18Lのポリタンクを一杯にしても税込みで450円位であったと記憶している。それが今は1,800円であるから驚きだ!現在はその4倍の価格となったので大変である。石油ファーンヒーターは1日燃やすと4〜5Lは必要である、つまり、ひとつのストーブの燃料代が4〜500円も必要になるかと考えると大変な出費となる。
 寒冷地の北海道に住む年金暮らしの高齢者世帯は、暖房を止めて布団をたくさん重ねて就寝しているとか?正に、寒冷地に住む生活弱者にとっては、灯油代の高騰は死活問題となっている。
 暖かい国会議事堂で、選挙のことばかりを考えて、お互いの足の引っ張り合いばかりをしている?国会の先生方、もう少し世間の冷たさ、寒さを身にしみて感じ取ってはいただけないだろうか?