現場からの教育改革リレーフォーラムin長岡 PART ?

銭谷事務次官

今回の分科会に参加して強く感じたことは、

  1. 今の教育は誰のための教育なのか?
  2. 子どものための教育ではなく、大人のための教育になってはいないか?
  3. 親の言うこと、大人の言うことを良く聞く子がよい子で、言うことを聞かない子は悪い子と決めつけてはいないか?
  4. 先生は子どもではなく保護者を見て教育をしていないか?
  5. 全国一律の教育を行うこと、同じ品質で同じ能力を持つ子どもを育てるのが文部科学省の役割と思ってはいなかい?
  6. 政治家の言う訳の分からない「改革」「再生」などの名の下に教育をいじり過ぎてはいないか?
  7. 文部科学省は「子どもたちに生きる力を付けさせたい!」と言っているが「生きる力」とは具体的には何なのか?


 今の教育は分かっているようで、実は何も分かっていない。特に子どもの気持ちを分かっていない。
OECD内での学力の比較や等ばかりが話題になり、朝令暮改的な教育界では、きちんとした教育は出来ないと思う。
まずは、今の子どもの目線に立ち子どもの欲する教育を見つけ出せば、子どもは、きっと勉強への意欲も湧き、生きる力も身に付く教育になるのではないかと思うが。