ダイエープロビスフェニックスプールオープンまであと5ヶ月

hiroshikaro2008-03-01

 悠久山公園の一角、郷土資料館(長岡城)の麓に建設中の県立長岡屋内プールが今年8月1日(頃)オープンの予定となっています。後5ヶ月150日余りとなりました。
 来年の9月に開催されるトキめき新潟国体の共栄、飛び込み、及びシンクロナイトスイミングの競技会場として、また生涯スポーツの振興、健康増進の施設として整備されるもので、PFI手法により整備され、完成後設計建設に携わった企業体により運営がなされます。
 施設の構成は、50mプール、25mのサブプール、飛び込みプール(3m、5m、10m)、観客席3000名、温浴プール(ジャグジー浴)、トレーニングルーム、多目的空間などで、長岡市を中心とした県民の方々に広く利用してもらえたらと思っています。
 入場料は、1回大人550円、小人200円、高齢者・障害者450円とのことで、これまでの市営屋内プールより3割ほど割高ですが、施設の内容は随分違っていますので是非利用したいと思っています。半年券は16,000円位とのことですので、民間のスポーツ事務の2ヶ月分の料金ですので非常に格安かと思います。

 折角の素晴らしいプールですので、本当に長岡市民はじめたくさんの県民の方々から利用してもらいたいと思っていますが、大きな施設ですので、光熱・暖房費が非常に掛かります。これまでの悠久山プールの年間利用者数である10万人〜12万人の利用人数ではその経費の捻出はおぼつきません。
 これまで毎年各県持ち回りで行われている国体、殆どの県で新しい水泳競技場:プールを建設していますが、入場者が少なく大きな赤字を出している県が殆どです。
 素晴らしい施設は地元として大歓迎ですが、それが県財政を圧迫するようではどうしようもありません。せめて、28万長岡市民が年間1回、つまり1日1,000人程が利用するようにすれば、どうにか採算が取れるようになると同時に、費用対効果だけではなく、病気や介護予防、そして子どもの教育的効果、そしてコミュニティ醸成効果などが現れてくるのではないかと思います。
 このような公共の体育施設はこれまで余り宣伝されていませんでしたが、PFI手法での運営ですので、広く、そして積極的な宣伝が行われ、多くの方々に有効に利用して貰うことを大いに期待したいと思います。