人生100年、100年の体系を立て元気に活きよう!

 今日は、ドイツ派遣実習生の大先輩 Uさんの八〇才半ばの誕生日とのこと本当におめでとうございます。
 一昨日、宮城県大崎市田尻町のUさんを訪問し「ふゆみずたんぼ」と「パークゴルフ」そして田尻町の様々な施設をご案内いただきました。
 背筋も“しゃん”とされおり、そして100才まであと15年活きられるのだからもう一がんばりしなければと以下のメールをいただきました。(内容抜粋)
「除草剤は、一番世話なった薬で、重労働を開放してくれました。ドイツから帰国後、ホルモン剤の人体への影響が、とり沙汰され、精子に関係あることがはっきりしました。除草剤の影響が出てきたらと、心配が、ありましたが、現実になったのです。1970年から、2000年の30年で、日本人の精子が、半分の国連発表が的中しました。さらに、2002年、コスタリカのラムサール会議で、蕪栗沼の水田を、沼に返した発表し、自由時間に、「日本が、世界の0.02%の面積に、50%もの農薬使用をどう想うか」のオランダの学者に質問され、健康つくりが、いかに、食糧政策に、期待されるか、その役割の重大さに、気づかせられました。
 食糧の農業から、生きるための環境含めての、対応が21世紀の国策と思っていました。その間、不耕起に出会い、「ふゆみずたんぼ」まで、ドラマとなり、地球温暖化の環境問題に、貢献していることが、世界に認められ、日韓共同提案の、ラムサール決議に進んだのであります。今年の、10月28日です。環境デザイン構想で、パークゴルフを見出し、少子高齢の待ったなしの社会の健康長寿に、明るい、21世紀をもらったものを、いち早く参加して戴き、感謝にたえません。
「ふゆみずたんぼ」と、「パークゴルフ」、誰でも、どこでも出来る構想です。そして、精子が快復し、食糧自給率100%の目標で農業が進展し、さらに、年々自然の生態系で、健康長寿の暮し、豊かな少子高齢に、癒されたら、孫子の時代の夢になることでしょう。
人生の前四半期は、戦争中、老後は後四半期、真ん中の半生が、地方行政の役割で、国際経験がいき、百年構想に参加できました。国際農友会員の皆さんに、限りない可能性を信じて、楽しい未来に、挑戦を期待してやみません」
高齢者も今は後期高齢者というように分類されるようになり、何か邪魔者扱いされるような時代になったこと本当に悲しく思っています。
 そんな中、誰が100才まで活きよう!生きられると考えているのか?Uさんは、安全な物を食べ、環境とそこに棲む生態系とうまく調和しながら活き、そして、病気になっても自立する努力を忘れることなく、人間としての尊厳を忘れず元気に生きることが、これからの自らの余生大切であると自戒の念を込め教えて下さいました。このことは、老若に関係なく全ての人間にとって共通のことと思います。
 小生が事務局をしているドイツ会の大先輩にはUさんと同じように、お歳になられても血気盛んな方々が多数おられます。ドイツ会は毎年11月の第2週、日本のどこかで総会を開催することが恒例となっており、その際にお目にかかり「大先輩の元気とパワーそして知恵」を頂いています。通常は、若者に会い元気とエネルギーをもらうというのが普通なのかも知れませんが、戦前に生まれ、厳しく悲惨な戦争を経験され生き抜いて来られた方こそ、しっかりとした「生きる力」を持っておられることにいつも感心させられます。
 『素晴らしき先輩の教えに導かれながら、先輩に負けずにがんばらなくては』と思う今日この頃です。